お葬式のお布施はいつ渡す?タイミングを解説します。

更新:2022.02.18

お葬式の時に喪主から、お布施はいつ渡すのですか?と尋ねられることがあります。

確かに日常でお布施を渡すことなんてありませんから、わからないのも当然です。

この記事では、お葬式の際に気になる、お布施を渡すタイミングについて解説します。

お布施を渡すタイミング

まずお布施をお寺様へ手渡すタイミングについてですが、主に3通りの方法があります。

どれが正しいということはなく、地域性、お寺の意向などが作用しています。

方法1 式前に都度渡す

一つ目は式の始まる前に都度手渡すやり方です。

これは例えば、通夜式の始まる前に通夜式のお布施を手渡す。葬儀告別式の始まる前に、葬儀のお布施を手渡すというやり方です。

何度も渡す手間はありますが、どのお布施を渡して、どのお布施を渡していないのか。渡す側、受け取る側の双方がわかりやすいのがメリットです。

方法2 式前にまとめて一括で渡す

式の前に一括でまとめて手渡すやり方もあります。通夜のお布施も、葬儀のお布施も、全て一つの袋にまとめて、式の始まる前に手渡すやり方です。

メリットは、お渡しするのは一回で済む為、楽であること。そしてうっかり渡し忘れてしまったということを未然に防ぐことが出来ます。

また、早めに渡すことで、お布施のことで悩む時間も少なくなり、その後を安心して過ごせるメリットもあります。

方法3 式後にまとめて一括で渡す

式後に一括でまとめて手渡すやり方もあります。通夜も葬儀も全て終わった後に、お寺へ「無事に終わりました、この度はありがとうございました」とご挨拶に伺い、同時にお布施を手渡すやり方です。

メリットは、お寺側からするとお寺で受け取るので現金管理の面で安心な点、渡す側としてはお寺へ伺い、御礼のご挨拶が同時に出来る点です。

特に何も言われていない場合

このように「いつお布施を渡したら良いですか?」と尋ねられても、方法は3通りあります。

特に何も言われてない場合は、「式前に都度手渡す」というやり方が無難です。

何が無難なのかというとトラブルが起こりづらい為、無難です。

筆者は特に何も決まっていない場合は、こちらをお勧めします。

例えば、最近は葬儀当日に初七日を行うことが多くなっています。

通夜の時に枕経を行うことが多くなっています。

一括で渡すとどこからどこまで含まれているものなのか、受け取る側にとっては不透明なので、これがトラブルを生む元になります。都度渡すのであれば、受け取る側が「あっこれは枕経と通夜の分ですね」とわかりやすいのです。

お寺が指定する場合

お寺がタイミングを指定する場合もあります。

お亡くなりになった方へ対して最初にお勤めいただく読経として、枕経があります。その枕経の後や葬儀の日程調整の際にお布施を渡すタイミングについて話があったりします。

この場合、お寺から葬儀社へ連絡がある場合が多く、遺族は葬儀社から伝え聞きます。

デリケートな問題なので直接お寺も遺族へ言いづらいのでしょう。

遺族としては早めに渡して安心したい、お寺も自分のタイミングが良い時に受け取りたい、大金だからこそ持ち歩きにも保管にも気を遣います。その為、双方の思惑が働くのです。

地域で決まっている場合

地域で決まっている場合もあります。遺族から町内会長がお布施を受け取り、遺族の代わりにお寺へ渡すという地域もあります。遺族は大変だからみんなで支え合おうという地域の風習の一つです。

金額は全て決まっていて、言われた通り準備をすれば、あとは全てやってくれます。

何も考えずに済むのは楽です。

お布施を渡す際の作法

お布施を手渡す際の作法についても説明させていただきます。

お布施は盆に乗せる、または袱紗に包む

お布施を渡す際は、お盆に乗せて、もしくは袱紗に包んで渡します。

盆は、葬儀社が用意している場合も多いので確認してみましょう。

お布施を渡す際は挨拶

渡す前に一言ご挨拶をしましょう。

「本日はどうもありがとうございます。ささやかでございますが、どうぞお納めください。よろしくお願い致します。」

このように簡単な挨拶で結構です。

誰が挨拶をするのか

挨拶は喪主だけで行う場合、喪主と故人の配偶者、2人で行う場合もあります。

特に決まりはありませんが、その葬儀でお金を管理している方が行うことが自然と多くなります。したがって結果的に喪主が行うことが一般的となります。

もしもお布施を予定通りに渡せなかった場合

これは葬儀の現場でよくある事なのですが、予定していたタイミングでお布施を渡せない場合があります。

この際、決して焦る必要はありません。落ち着いて「葬儀後にお渡しすればいい」というくらいの気持ちで慌てずに対処しましょう。

実は式前に渡すのも、この渡しそびれを防ぐ狙いがあるのです。

お寺様は読経が終わるとすぐに帰られますので、後を追いかけても間に合わないこともあるのです。その為、始まる前に手渡すことが多いです。

万が一お布施を渡せなかった場合は、スケジュールが全て終わってから、お寺へお布施を持参してご挨拶へ伺えば良いのです。

まとめ

これまでご覧いただいて、お布施を渡すのはいつなのか。

葬儀によって正解が異なる場合があるということは、ご理解いただけたと思います。

その上で都度、式前に渡すのが一番無難と覚えていただければ幸いです。

お金が絡むものなので、トラブル無く終えたいものです。

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